10周年で配られた「スペリオル交換券」の候補として密かな人気を誇る「ダマスカスナイフ」。ドロップ率アップ武器として最高峰の性能を持っており、マナダイバー、キングといった最新ジョブでメイン持ちできる点も支持されている。

古戦場での極星器集めや賢者最終に向けての砂箱周回など、ドロップ率を少しでも上げて挑みたいコンテンツが増えてきたのが人気の要因だが、実はドロップ率アップの上限に引っかかってしまうケースがあるので注意が必要だ。
プレミアムパス購入者は特に注意
グラブルのドロップ率アップバフの上限は300%とされている。基本的にこの上限に引っかかることはないのだが、プレミアムパスの雫Lv5やアーカルム外伝のトレハン付与などが登場したことで気をつける必要が出てきた。

ドロップ率は枠が異なるもの同士で乗算されるので、雫Lv5とサポート効果2倍の効果は想像以上に大きい。また、計算するときは有志によって開発された計算ツールが非常に便利なので、こちらを活用していきたい。
砂箱はトレハンLv4前提

アーカルムの転生レプリカルド・サンドボックス、通称「砂箱」で周回する場合、基本的には「簒奪の導本」を装備して開幕からトレハンLv4が付与されているのが一般的だ。それに加え、最終エッセルやD・ビィ、雫効果30%など理想編成を組んでいくと以下のようになるはずだ。

この時点で約290%もあるのでダマスカスナイフの必要性は低く、むしろ過剰となってしまうというわけだ。これに加え、運が良ければミニックでトレハンがLv5になるし、育成キャラが居なければサブにリチャードを入れてもよい。外伝イベント中であれば、トレハンはさらに+2され300%に到達する。
とはいえ理想編成の猛者ばかりではない
上記セクションが本記事で伝えたいことだが、もちろん全騎空士が理想編成で砂箱を周回できるわけではない。砂箱の周回では「セフィラボックス」を稼ぐことが重要なので、ドロップ率を犠牲にしてでも火力を盛って回転率をあげるべきだ。
そのためには簒奪の導本やカグヤを装備する余裕がない人も居るし、そもそもプレミアムパスを購入しているユーザーばかりではない。

日々のProスキップなど活躍の場は多い
砂箱に限れば無駄になりやすいが、ダマスカスナイフの活躍の場はそれだけではない。例えば「マグナPro」等をスキップする際には非常に効果的で、Proをスキップする時にはフレンド召喚石やトレハンが存在しないので上限に達することがない。そのためダマスカスナイフと浄瑠璃(義賊の英雄武器)では地味に差が開く。

微妙な差だと思うかもしれないが、毎日消化する真面目な騎空士ならまさに“ちりつも”。さらに、ここ1年で「レガリアPro」や「撃滅戦Pro」が実装されたことや、プレミアムパスで一部Proの自発回数が2倍になることもその差を広げている。
属性が合えば古戦場でも活躍
もちろん属性が合うなら古戦場でも活躍する。特に「極星器」というドロップ率の渋い武器が追加された影響で、ドロップ率をできるだけ確保しながら周回するのが最近のトレンド。ダマスカスナイフのスキル構成は玄人好みではあるが、奥義効果はシンプルに追加ダメージが強く、トレハンも付与できて一石二鳥だ。

結局のところ、あったら便利!
本記事では限定的な状況下で無駄になるケースを挙げたが、それ以外では有用な場面も多いので安心してほしい。スペリオル交換券でダマスカスナイフを取得した方は日々のスキップ用編成に持たせるのを忘れずに。