皆さんはデル・テクノロジーズのゲーミングPCブランド『Alienware』をご存知だろうか?ゲーミングノートPCやデスクトップPC、コアなゲーマーの方ならモニターでもそのブランドを目にしたことがあることだろう。もしくは、あのエイリアンモチーフのロゴになら見覚えがある、という人も居るかも知れない。
今回は「デル アンバサダープログラム」に参加し、Alienwareシリーズのハイエンド大型ノートPC『Alienware m18』を貸与していただいたので、その使用感をお届けしたい。
RTX4000シリーズ&Intel第13世代のガッツリなスペック
今回貸与して頂いたモデルの主なスペックは以下。
- 第13世代インテル® Core™ i9-13900HX
- NVIDIA® GeForce® RTX™ 4070(8GB GDDR6)
- RAM(メモリ) 32GB DDR5、4800MHz
- ストレージ(SSD) 1TB、M.2 PCIe NVMe
- モニター18インチ、QHD+ (2560 x 1600)165 Hz
- Windows 11 Home
モバイル向けの13世代Core i9とRTX 4070という気合の入った構成。製品ページを確認するとRTX4090 16GBまでは選ぶことができるようだ。
ストレージやRAMはもちろん、モニターにもカスタマイズの選択肢があり、なんと「1920 x 1200、480Hz」が選べるというのだから驚きだ。デスクトップのゲーミングPCでもそんなモニターを使っている人は多くないだろう。ディープなニーズにも対応している姿勢には感服する。
“ゲーミングPC”らしさのある外観
さて、せっかく「ゲーミング」と冠した製品を使うのであれば、ぜひ”らしさ”を主張していきたいものだ。本製品もゲーミングPCなので当然、電源を入れればキーボードが光る。
電源を入れるまでは意外と大人しいビジュアル(あくまで、筆者の感覚で)だが、やはり発光するとゲーミング感が増す。暗い部屋で使うわけでなくても光るべきなのだ。
毎日持ち運ぶのは厳しめ、出張のお供にどうぞ
スペックを考えれば仕方のないことではあるが、ノートPCとして見るとサイズ・重量ともになかなかのもの。
- 幅 410.3mm
- 奥行き 319.9mm
- 高さ 26.7mm
- 重量約 4.04kg
ゲーミングマウスパッドのLサイズが手元にあれば、400~450mm程度の横幅のものが多いのでサイズ感がイメージしやすいかもしれない。毎日オフィスや学校に持っていくのは流石に骨が折れるサイズと重量だ。
しかし、例えば遠方へ数ヶ月間の出張があるビジネスマンであればどうだろうか?持ち運ぶのは行き帰りの新幹線だけで、普段は出張先のホテルに置いておくといった使い方なら問題にはならないだろう。
また、デスクトップPCと比べたらかなりコンパクトなので、単にスペースを節約したい人にもオススメできる。
ベンチマークテストと高パフォーマンスモード
参考までに『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』のベンチマークがこちら。
搭載されている機能で高パフォーマンスモードが選択できたので試してみたところ、作動音が気になったので撮影したものが以下の動画。
しっかり排熱している証拠ではあるが、やはり気になる部分ではある。
「ノートPCでゲームは……」という考えは改めるべきかも
気になった部分もあるが、それはゲーミングPCとして妥協しないために仕方のないことでもある。
なお、筆者の使っているデスクトップPCよりハイスペックだったため、当然各種ゲームのパフォーマンスも優れていた。普段プレイするゲームもこちらの方が高いフレームレートが出てしまったので、返却が迫っていても返したくなくなってしまうほど(笑)。「ノートPCでゲームはちょっとね……」という古い考えを改める機会となった。