10個ものスキルを駆使する超高難度チャンピオンとして鳴り物入りで実装されたフェイ。統計上の勝率は芳しくないものの、ハンドスキルに自信のあるプロ選手たちはどれほどの実力を発揮できるのだろうか?
シーズン14のプロシーンが開幕したところ、チラホラとピックされ始めているのでその活躍の様子をチェックしていこう。
サポートフェイもアリ!?
まず、メジャーリージョン1部でのフェイデビューというなら、KT BeryLのサポートフェイ1がまず初めに挙げられる。Berylはソロキュー(opgg)でもフェイサポートを好んでいるので、何か手応えを感じているのだろう。
vs FearXで登場。2試合とも相手のレナータ・グラスクを確認してからピックし、無事に勝利を収めた。メイジサポートらしくレーン戦のハラス力があり、レナータ・グラスクに押し負けない。
サポートアイテムの進化先はレルムスパイクで、シュレリアがコアアイテム。あとは状況に応じて各種APアイテムを購入する。エンチャンターというよりはメイジとして運用されているようだ。
敵を分断できる強み
LJL
LJLでも登場。SG Kakkun2がミッドでプレイした。どうもフェイの強みは火力よりも、相手の陣形を乱せることにありそうだ。Rの効果時間が長く、相手のフロントに雑に当てるだけでかなり動きを制限できる。
LEC
また、個人的に“仕上がっているな”と思ったのは、LECのFNC Humanoid3。トリスターナ対面で苦しいレーン戦だったが、オールインをEQでいなして耐え続けて集団戦で活躍を見せた。
射程の長いQWを使いこなす視野の広さは素晴らしいの一言で、また、統率の取れたプロチームにおいてはWWが想像以上に強い印象だ。
機動力は無いものの、ユーティリティに優れチームファイトへの影響力も高いのでプロ好みのチャンピオン性能なのは間違いない。アジール、オリアナらに並ぶ新たなプロ向けメイジになるかもしれない。