2024年1月5日、LJLのX(旧Twitter)アカウントでポストされた投稿、「ゲームの現状:2024年のLoL Esports」の記事において、LJLのWorlds出場枠数の変更が詳しく記載されていないので紹介する。
2024年のLJL
前述した内容がどこに問題があるかを説明するために、2024年のLJLの変更点を記載したい。
2024年よりLJL(日本リーグ)がPCS(東南アジアリーグ)に統合されることを発表されている。詳細は下記の動画を確認してほしい。これにより、LJLはWorldsへの直接出場権を喪失することになるので大きな変更といえる。
動画では、LCO(オセアニアリーグ)も合流するというふうに見えるが、オセアニア地域(オーストラリア、ニュージーランド)は去年すでにPCSに合流されている。
より気になる詳細は下記公式のアナウンスを確認してほしい。
League of Legends Japan League、Pacific Championship Seriesエコシステム加入へ
2024年LJL要約
- LJLに用意されていたWorldsの出場枠数が2024年からはなくなる
- LJLからPCSに進出できるのは3チームのみとなった
- LJLのレギュラーシーズン(Spring、Summer)は現状どおり
簡単にまとめると上記のとおりだ。そして、参加チームも少なくなっている。上記の変更点は、LJLを見ているプレイヤーでなくても大きな変更だということはわかるだろう。
今回のリリース
まず今シーズンより、LEC、LCS、LCK、LPLのWorlds基本出場枠が各3枠に変更されます。その他地域のWorlds出場枠数はPCSとVCSが各2枠、LLAとCBLOLが各1枠で変更ありません。その上で、各地域はMSIの成績に応じてWorldsの追加出場枠を獲得できるようになります。つまりMSIはチーム・地域が世界に実力を認めさせる舞台であるという点を強調する変更です。
ゲームの現状:2024年のLoL Esports
前述した内容から、LJLに大きな変更があることは理解できると思うが、日本向けのLoL Esportsの発信では上記のよう書かれている。もちろんLJLが強い地域でもなく、プレイヤー人口が多いわけではないのでこのような扱いをされているのはわからなくもない。
ただ、Riot Games Japanより年末のご挨拶ではこのように記載されている。
また、プレイヤーのみなさんから見て、まだまだ運営として至らない点があることも認識しています。特に先日のARAM Clashで発生した障害については、タイムリーなアナウンスができず多くのプレイヤーのみなさんに不安を抱かせてしまいました。今後は障害発生時に素早く最新の状況をお伝えできるよう、体制の改善を検討しています。
Riot Games Japanより年末のご挨拶
年末にこのような文章をブランドマネージャーが投稿していた。
2016年の3月に日本サーバーのオープンベータが始まってからそろそろ8年だ。まだまだ運営として至らないのはもちろん、障害が発生したアナウンスがタイムリーにできないなんて問題が8年経っても発生する。これだけではない問題が複数あるのを日本プレイヤーは理解しているのに黙っているに過ぎない。
プロモーションやイベントに力をいれて、日本の『League of Legends』を盛り上げたいのはいいが、一貫性を大切にしてほしい。日本語訳をして投稿するくらいであれば、昨今の生成AIでもできるだろう。少しはブランドチェックをして、大きな変更点のあったLJLを個別に紹介する努力はしてほしい。