『Slay the Spire 2』のマルチプレイが中々よくできていて、シングルプレイとはまた違った味わいがある。実際に触れてみた感触を紹介したい。
バグやエラーがなく高い完成度
友人らとしばらくプレイした感想としては、前作にマルチが存在しなかったとは思えないほど完成度が高いということだ。
今のところ致命的なエラーには遭遇しておらず、カードの挙動がおかしくなったり、通信エラーが多発したりすることもなく快適に遊べている。稀にホストの回線状況で少しラグが出る程度だ。
これらはゲームバランス以前に評価すべきポイントだろう。前作でオンラインのノウハウがなかったはずなのに、これだけの完成度で初手からリリースできた事実は素晴らしい。
マルチ独自のバランス調整
マルチのゲームバランスとしては、まず敵のHPが人数以上に増加する調整が入っている。2人プレイなら、単なるシングルの2倍ではなくもうちょっと多くなる。
シングルと比べ敵へのデバフが有効に働きすぎるため、このあたりのバランス感覚は妥当に感じる。特にネクロの「衰弱」は極めて強力なので、安定したクリアを目指すならぜひ取り入れたい。

ただ、敵のギミックによってはまだ難易度が最適化されていない(シングルよりキツくなる)と感じる場面もあり、このあたりは今後の調整に期待したいところだ。
また、マルチプレイ専用カードがいくつか存在しており、これがシングルとは全く異なるゲーム体験を生んでいる。

特に新顔の「リージェント」や「ネクロバインダー」は、味方へソヴリン・ブレードを与えたり、オスティを召喚したりとマルチならではの動きが面白い。今作がマルチ体験をかなり重視していることが伝わってくる。

ちなみに、アセンションはシングルと別扱いだ。
- マルチ専用のアセンションを0から上げる必要がある。
- キャラごとではなく「全キャラ共通のアセンション」が一つ。
- 選択できる数値は、参加者の中で「一番低いプレイヤー」に合わせられる。
「高速化」のチェックは入れておきたい
マルチを遊ぶ際、設定で真っ先に確認しておきたいのが 「高速化」 のチェックだ。

もし自分だけこの設定を入れていないと、他のプレイヤーより演出が遅れてしまい、特にボイスチャットを繋いでいると状況のズレが気になってくる。「ターンの最初にデバフを入れたい」といった連携もしづらくなるため、全員でオン(またはオフ)に統一しておくのがオススメだ。
