Valve新作TPS MOBA『Deadlock』のアイテムシステムについて軽く解説。本作のアイテムシステムはLoLやDota2などの従来のMOBAとは少し異なるものの、そこまで複雑なものではない。何かしらのMOBA経験があればすぐに馴染めるはずだ。
既に招待を手に入れたプレイヤーは、本記事を流し読みして早速戦場へ飛び込もう。
※本記事のSSは有志の日本語化を適用済みのもの。
アイテムシステムの概要
本作はTPS視点のシューターではあるが中身はしっかりMOBA。試合を通してソウル(お金)を稼ぎ、ショップでアイテムを買ってパワーアップしていく仕組みだ。
アイテムは「武器」「耐久力」「スピリット」の3つのカテゴリに分かれている。各カテゴリには専用のアイテムスロットがあり、それぞれに4つまでアイテムを装備できる。
また、試合の進行に応じて「フレックススロット」が開放される。これはどのカテゴリのアイテムも入る追加スロットであり、火力を求めるならWeapon系を8個装備することだって可能だ。
アイテムカテゴリの種類と特徴
Weapon(武器)
主にメイン武器の威力やマガジン容量を強化する。従来のMOBAでいうオートアタック関連に相当。
Vitality(体力、耐久力)
要するに防具。体力や各種ダメージに対する耐性を高める。
Spirit(スピリット)
スキルの威力やクールダウンに影響を与える。特定のヒーローでは、スキルの回復量や効果時間も強化されるため、スキルの説明をしっかり確認しておきたい。
アイテムの構成とアップグレードについて
Deadlockの多くのアイテムは単品で完結しており、序盤に買った安いアイテムの多くは、いずれスロットが埋まれば売却することになる。LoLで言うところのドランブレードのようなアイテムが多いというイメージだ。高いアイテムもソウルを貯金して一括で買う必要がある。
ただし、「コンポーネント」アイテムもいくつか存在する。これらは素材アイテム的な位置づけで、追加のお金を払えば上位版にアップグレードできるといったもの。
序中盤はコンポーネントでしのぎつつ、ソウルが貯まればアップグレードできるので効率的だ。
各カテゴリや注目アイテムについてもうちょっと!
Weapon(武器)は銃の威力や、マガジン容量などを伸ばす効果が中心。旧来のMOBAでいうオートアタック関連に相当する。
ヒーローにもよるが、基本的に武器ダメージはスキルの威力に影響を与えないので注意。もちろん例外はあるが。
Vitality(体力)は主に耐久力を伸ばす効果。
他カテゴリにも言えることだが、絶対に耐久系ステータスしか付いていない、というルールはない。こちらの「追加ヘルス」は僅かながら武器ダメージが伸びる。
Spirit(スピリット)はスキルの威力やクールダウンに関わる効果が中心。「Spirit Power(精神力)」はLoLで例えるなら魔力で、Spirit Powerによって回復量や効果時間が伸びるスキルもあるのでスキルの説明はよく読んでおきたい。