NCは、基本プレイ無料のMMORPG『AION 2』の大規模テスト「Launch Scale Test(LST)」を9月17日から19日にかけて実施した。事前ダウンロードは9月16日22時から開放されていた。
正式サービス直前の負荷テストという位置づけで、参加キーも招待も事前登録も不要、すべてのプレイヤーが参加できるオープンな形式だった。すでに日程は終了しているが、参加した人にはこのあとやるべき手続きが残っているので、そこを含めて整理しておきたい。
実施スケジュールと参加条件

今回のLSTは、以下の日程で行われた(すべて日本時間)。
- 事前ダウンロード:9月16日(水)22:00 〜 9月17日(木)22:00
- 1日目:9月17日(木)22:00 〜 9月18日(金)4:00
- 2日目:9月19日(土)4:00 〜 10:00
1日6時間、合計12時間というコンパクトな枠だ。対応プラットフォームはSteamとPURPLEの2つ。
進行データの扱いも明確に線が引かれていた。1日目の進行は2日目に引き継がれるが、2日目終了後にすべて初期化され、アーリーアクセスおよび正式サービスには一切引き継がれない。あくまで負荷と安定性を見るためのテストであり、先行して育てる場ではなかったということだ。
テスト中の制限:課金も取引も全面停止

LST期間中は、かなり広範囲に機能が絞られていた。
- あらゆる購入機能が利用不可。ショップ、キューナ、パス、メンバーシップ、決済機能はすべて停止
- 取引所、キューナ交換、プレイヤー間取引も利用不可
- ファウンダーズパックのアイテムは使用不可
- 最大レベルは37に制限。それ以上を必要とするコンテンツは対象外
経済まわりを丸ごと止めたうえで、レベル37までの範囲に人を集中させる設計になっている。サーバー負荷の測定という目的からすれば、変数を減らして同じ場所に人を寄せるのは理にかなった判断だろう。
テスト後にやること:Steam勢は要注意

ここが今回いちばん実務的に大事な部分だ。SteamとPURPLEで扱いが違う。
- Steamでプレイした人:LSTは専用のPlaytest App(別アプリ)として配信されていたため、これをアンインストールし、9月30日のアーリーアクセスに向けて『AION 2』本体を別途ダウンロードする必要がある
- PURPLEでプレイした人:追加の操作は不要
つまりSteam側は、テスト用クライアントがそのまま本編になるわけではない。ライブラリにPlaytest Appが残ったままだと勘違いしやすいので、アーリーアクセス開始前に整理しておきたい。
基本情報
- Steamストア:AION 2
- 開発・販売:NC
- ジャンル:アクション、アドベンチャー、大規模マルチプレイヤー、RPG(基本プレイ無料)
- 対応プラットフォーム:Steam、PURPLE
- アーリーアクセス開始:2026年9月30日
- Steamストア記載のリリース日:2026年10月5日
- 価格:基本プレイ無料
- 対応言語:日本語を含む8言語(日本語はフル音声対応)
総評:テストの設計が素直で、本番が近いことがよく分かる
LSTの組み方を見ると、目的がはっきりしている。課金と取引を全部止め、レベル上限を37で切り、12時間に人を集中させる。同時接続の負荷を測るなら、これ以上ないくらい素直な設計だ。逆に言えば、ゲーム内容のフィードバックを集める段階はもう過ぎていて、あとはサーバーが持つかどうかだけという認識なのだろう。
参加登録もキーも不要という点も、できるだけ人を集めたいという意図がそのまま出ている。招待制のクローズドテストとは目的が違う。
アーリーアクセスは9月30日、Steamストア上の表記では正式リリースが10月5日。『AION』の続編が日本語フル音声対応で出てくるというのは、往年のプレイヤーにとっては素直に気になるところだろう。まずはSteam勢がPlaytest Appを消し忘れないことから始めたい。
情報元:Steam ニュース(Launch Scale Test事前ダウンロード開始!)、Steamストア。画像はSteamストアページより。





