マリオパーティ風のゲーム、Pummel Partyを友人達とプレイしたのでレビュー。すごろくをしつつ、毎ターンミニゲームに勤しむのはまさにマリオパーティコピーと言ったところ。本作は、「PCでマリオパーティのようなすごろくゲームをしたいんだけどSteamにないかな」というニーズを満たしつつ、本家では味わえない過激なコンテンツが楽しめるゲームだ。
以下、ゲームの様子をお届けする。
ダイスロール!アイテム!ミニゲーム!
本作は単純なゲームだ。ゲームモードは「ボードゲーム」と「ミニゲームス」の2つ。ボードゲームはダイスを投げてマスを進み、時々アイテムを使用しつつ杯を集める。設定した個数の杯を集めきるか、設定したターン数経過時に最も勝利に近いプレイヤーが1位となる。ミニゲームスはミニゲームのみのモードで、設定したゲーム数をプレイしたら終了で総合得点を競い合う。ボードゲーム、ミニゲーム共に出現するミニゲームを個別に決められたり、ボードゲームであれば出現するアイテムも決めることが出来ので痒いところに手が届くといったところ。アバターも豊富で、ゲームとしての作り込みは非常に好印象だ。
ターンタイマーなんかも設定できる。
ボードゲームモードではもちろん各ターンの終わりにミニゲームが始まる。ミニゲームの順位によって杯を手に入れるための鍵や、アイテムが貰える。また、ターンの順番もミニゲームの順位によって決まるため、ミニゲームの勝敗はボードゲームの勝敗に大きく影響する。
基本的には先に動けたほうが有利。
ゲームへの慣れはあるだろうが、Steamのトロフィー以外にやりこみ要素はなく、誰でも参戦しやすいのも良いところ。
最大8人対戦の様々なミニゲーム
元は4人対戦であったが、9月20日のアップデートで8人対戦にまで対応した。ただ、ターン制という都合上8人でプレイすると1ゲームは長くなってしまう。幸い、他人のターンでもプレイを見て盛り上がれるゲームではあるため、それほど退屈はしない。
ただし、一部4人専用のミニゲームもあるほか、8人対応ミニゲームもおそらく4人用で開発されたものばかりではあるだろう。
こちらはプレイヤーの通過した軌跡に触れると死亡するミニゲーム「Temporal Trails」。停止は不可で、自身の軌跡に触れてもアウト。8人でプレイすると非常に狭苦しい。
こちらのミニゲームは「Snowy Spin」。もはや説明は不要だろう。そして狭い。
狭さを感じるミニゲームでも盛り上がること自体は間違いない。やはり人数が多いことによるネックはボードゲームモードの1ゲームの長さのほうだろう。数時間掛かるようでは気楽には遊びにくい。人数が多ければミニゲームオンリーのモードで遊ぶのが良いかもしれない。
Pummel Partyのミニゲーム紹介
ショットガンを拾って他のプレイヤーと撃ち合う「Barn Brawl」。銃は使い捨てなので都度拾う必要がある。簡易バトロワ。
ウエライドを彷彿とさせる見下ろし視点のレースゲーム、「Rusty Racers」。筆者はコースアウトを連発し、ゴール出来ない。
こちらは高速移動しながらライトセーバーで斬り合う「Speedy Sabers」。画面が揺れまくってわけがわからない上に、リスポーン位置も分かりにくく難易度が高く感じる。
Pummel PartyはSteamで1520円。秋の夜長にオススメだ。「リーグ・オブ・レジェンドをしようとすると人が余ってしまう」といった時にいかがだろうか?
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