24日にSteamサマーセールを控え、今年はスケジュールやいくつかのセール対応タイトルが事前に公開されている。その中から新進気鋭の名作「Core Keeper」を紹介していく。
本作はジャンルで言うなら、サンドボックス系サバイバルといったところで、筆者の所感では”見下ろし視点テラリア”と言ったところ。ドット絵ながらアニメーションがなめらかで、水面の表現などが美しい。洗練されており古臭さを感じないのがビジュアル面の評価だ。
ゲームとしては、木を切って作業台を作りピッケルを作っていずれ銅や鉄が掘れるようになっていく。という定番のサイクル。この手のゲームはマインクラフトを筆頭にいくらでも存在するが、それの類に漏れないタイプ。いずれはモンスターとの戦闘も控えている。
そんな中で、Core Keeperの特色として挙げられるものの一つに、MMOチックなスキルツリーシステムがある。ツリーの種類は戦闘だけでなく採掘などの生活系も多く、例えば採掘をし続けると採掘のツリーに経験値が入り、スキルを振ってだんだんと採掘の効率が上がっていくという仕組み。最後までツリーを振り切るには、それに対応した作業をかなり長時間続けなければならない。
1から8人プレイヤー対応のマルチプレイ
本作8人までのマルチに対応している。ソロで生き延びるもよし、身内を7人集めてプレイするのも良しだ。前述したとおり、かなりハードなスキルツリーシステムもあるため、マルチであれば資源の採掘、戦闘、農業などを役割分担してプレイすることをおすすめする。
総合的に見ると、戦闘やクラフトなどの様々な要素の中でも、料理と農業に特に力が入っているように感じられた。料理のシステムは食材を2種類組み合わせるだけのものだが、栽培できる作物の種類の多さなどもあり、食材の種類が非常に豊富。結果としてレシピのバリエーションも多くなっている。一方で防具の種類はサバイバルゲーム標準程度といった印象だ。あとは家具や壁紙的な内装も豊富で、どちらかといえば戦闘よりクラフトや拠点づくりが奥深いゲームと言えるだろう。
クラフト、生活面の充実さばかりを強調してきたが、ボスの数や鉱石、バイオームもいくつか存在し、ゲームとしてのボリュームは十分にある。テレポーターの実装など、広大なマップの不便さをカバーするアップデートも行われており、開発には期待が持てる。
2022年6月15日 日本語対応
追加ローカライズ
新ローカライズ言語:日本語、ドイツ語、韓国語。
CK – パッチノート – 0.4.0-3f9cにて、
新生物群系「沈んだ海」、沈んだ海の新副生物群系「見棄てられた大都市」といくつかの新メカニクス、新NPC、新アイテムとともに日本語化された。公式のパッチノートも日本語対応されているので、英語が苦手なプレイヤーも楽しむことができるようになったのではないだろうか。
Core Keeper ストアページ
Core Keeperは現在もセール中だが、サマーセールも来る予定となっているので要注意。
日本語にも対応しているので、日本語化などを気にする必要はないだろう。日本語wikiも2022年6月現在は更新されているため、参考にできるだろう。