BULKHEADが開発し、Team17が販売する早期アクセス中のミリタリーFPS『WARDOGS』が、シーズン2のプレビューを公開した。新武器や新車両、雨の天候に加え、自分の成績に賭けられる実験的な新機能「Wager Vendor」が登場する。バランス調整を含む完全なパッチノートは近日公開予定だ。
あわせて、販売本数が300万本を突破したことも報告されている。
新武器・新車両・新建築物

- 新武器4種:アサルトライフル「TCX Spear」、DMR「M14」、SMG「PP-19 Bizon」、LMG「Evo-3 Ultra」。対応するアタッチメントも追加される
- 火炎瓶:着弾地点に炎を広げ、範囲内の相手にダメージを与える投擲物。オーバースロー/アンダースローを使い分けられ、ダメージとエリア封鎖に使う
- 新車両4種:高速な軽輸送車「Wolf-110」、M2ブローニングを積んだ「Wolf-110(Assault)」、Leopardより遅いが安くて燃費の良い主力戦車「T-72」、対空車両「Flakpanzer Gepard」
- 新建築物3種:M2ブローニングを据えたMG陣地、重要物資を覆う大型シェルター、そして木製の段差
雨の天候プリセット
新たに雨の天候が加わる。視界や交戦距離、音の聞こえ方が変わり、損傷・破壊された建物とも相互に作用する。雷鳴はサーバー全体で同期しており、一時的に足音をかき消すため、戦闘中に新しい戦術の余地が生まれるという。
自分に賭ける「Wager Vendor」

シーズン2のもう一つの目玉が、実験的な新機能「Wager Vendor」だ。プレイヤーは目標と、達成までに使ってよいデス数を選び、掛け金を設定して自分の成績に賭ける。ホットゾーンでのキル数、プレイヤーの「納品」数などの目標を重ねるほどオッズが上がり、配当も大きくなる。ミニマップ上には掛け金と進行状況を示すトラッカーが表示される。
参加は完全に任意。開発チームは「悪用されやすすぎると判明すればシーズン中に撤去するかもしれない」としており、早期アクセスならではの試験的な要素という位置づけだ。
主なバランス調整
- 赤外線距離計:バッテリー駆動に
- ヘルメット:Super Heavy Helmetは音がこもり、視野が狭まり、ダッシュ中は曇るように。HeavyとSuper Heavyは制圧耐性も上がる
- 戦闘バランス:武器カテゴリごとの役割をはっきりさせるため、ダメージ・リコイル・制圧効果を調整
ほかにも分隊連携、車両挙動、コントローラーの反応、進行システムの改善、チームプレイや物流への追加報酬、パフォーマンスやサーバー安定性の改善が含まれる。
不人気陣営Lonestarへの「社会実験」
3陣営のうち青チームのLonestarは、勝率が他の2陣営より目立って低いことで知られていた。開発チームは制服の見えやすさやスポーン位置の問題も認めつつ、データを見ると「青チームに入りたくないという空気」が最大の要因だとして、シーズン2で社会実験を行う。
- Bakurani(バクラニ)の全陣営のスポーン位置を変更
- Lonestarの制服の彩度を下げて目立ちにくく
- シーズン2限定で、Lonestarに勝利時の資金・XPボーナスと資金・XP倍率を付与
- 2位から40ポイント以上離された陣営には、ベンダーで20%割引(全陣営共通)
- 陣営ボーナスを悪用するコミュニティサーバーのホストには処分を行う
さらに、報道関係者やクリエイターを招いたシーズン前の記者会見という新しい試みも行われた。Golden Joystick Awardsでは「Best Early Access Game of 2026」にノミネートされており、コミュニティ投票を呼びかけている。
『WARDOGS』とは
『WARDOGS』は、タクティカルな銃撃戦と連合部隊での戦闘に、建築と破壊の要素を組み合わせたミリタリーサンドボックスFPSだ。最大100人が3つの陣営に分かれて戦い、歩兵・車両・陣地構築を組み合わせて戦場を動かしていく。キルや物資の運搬で得た資金で装備を買う経済システムも特徴で、シーズン制で更新が続いている。
基本情報
- Steamストア:WARDOGS
- 開発:BULKHEAD/販売:Team17
- ジャンル:ミリタリーサンドボックスFPS(早期アクセス)
- 対応人数:最大100人(オンラインPvP)
- 価格:4,980円
- 早期アクセス開始:2026年9月11日
- 対応言語:日本語を含む14言語
総評:早期アクセスの「実験」を正直に見せる姿勢
新武器や戦車、雨の天候と、シーズン2は正統派の追加コンテンツがしっかり入っている。そのうえで、Wager Vendorや陣営ボーナスのように「うまくいかなければ戻す」と明言した実験を同時に走らせているのが面白い。
特にLonestarへの報酬ボーナスは、ゲームバランスではなくプレイヤー心理に手を入れる試みで、結果がどう出るか注目したい。早期アクセス開始から1か月余りで300万本という勢いを、シーズン2でどこまで伸ばせるかが見どころだ。
情報元:Steam ニュース。画像はSteamストアページより。





