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『Once Human』9月17日更新でついに動物に乗れる。テイマー職全面刷新、シカ・イノシシ・クマ・バッファローに騎乗可能へ。飼育も満腹度一本化で大幅簡略化

『Once Human』9月17日更新でついに動物に乗れる。テイマー職全面刷新、シカ・イノシシ・クマ・バッファローに騎乗可能へ。飼育も満腹度一本化で大幅簡略化

Starry Studioは、基本プレイ無料のサバイバルゲーム『Once Human』の9月17日アップデートについて、開発者ブルーポストを公開した。

内容はジョブシステムの大規模改修だ。テイマー職業が全面的にリニューアルされて新コア能力「動物騎乗」を獲得し、あわせて動物養殖システムのルールが整理され、ガーデナー職業の戦闘能力にもバランス調整が入る。

『Once Human』とは:怪異に満ちた終末世界のサバイバル

本作は奇怪な終末世界を舞台とするサバイバルゲームだ。仲間と生存資源を求めて戦い、領地と拠点を築き上げ、未知の脅威に立ち向かいながら世界崩壊の真相を追っていく。プレイヤーは「超越者」と呼ばれる存在で、2024年7月10日にリリースされた基本プレイ無料タイトルである。

テイマー職業の全面リニューアル:動物に乗れるようになる

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今回の目玉が新コア能力「動物騎乗」だ。テイマーは動物を直接召喚し、条件を満たす動物に乗れるようになる。召喚・騎乗・指揮・育成・取引という軸で、職業能力が体系的に拡張される形だ。

召喚ルールの簡素化

  • バッグまたはホットバーで動物アイテムを直接使用して召喚。もう一度使えば収納(共通CD 10秒)
  • 各テイマーが同時に召喚できるのは1匹のみ
  • 大人の動物で、かつ満腹度20%超の場合のみ召喚可能
  • 召喚された動物はデフォルトで待機状態。「獣笛」で指示を出す
  • 動物が死亡するたびに一定の満腹度を失う
  • テイマー以外の職業でも、野外で鞍を装着した動物なら召喚して乗れる(ダンジョン内・戦闘中は不可)

騎乗ルールは2種類

「素手での騎乗」は、野外の未占有の野生動物、または鞍なしで召喚した動物にインタラクトして乗るもの。毎回一定のスタミナを消費し、スタミナ不足では乗れない。さらに鞍なしの動物はテイマーに反抗するため、動物の特殊能力は使えず、振りほどこうとしてくる。

対して「鞍具での騎乗」は安定した騎乗が可能になる。鞍具はバッグから使用するほか、動物アイテムへのドラッグ、詳細画面での装備変更、動物が麻酔状態のときの直接装備と、複数の方法で装着できる。

騎乗できるのは4種類。それぞれ固有の能力を持つ

現バージョンで騎乗可能なのはシカ・イノシシ・クマ・バッファローの4種。今後も拡充予定とのこと。重要なのは、野生動物自体はアクティブ/パッシブ能力を持たず、テイマーが鞍具を使って騎乗した時のみ能力が発揮されるという点だ。

シカ

  • アクティブ:疾走状態に入り、移動速度が大幅に上昇
  • パッシブ:現在の移動速度に応じて、騎乗者の銃器DMGと状態異常DMGを比例上昇

イノシシ

  • アクティブ:スタミナを消費し続けて前方に突進。敵に1体ぶつかるごとにDMG無効効果を1スタック付与
  • パッシブ:自身がDMG軽減を持ち、騎乗者の代わりに一部ダメージを引き受ける

クマ

  • アクティブ:振り払って衝撃波を放ちダメージ。対象に命中するごとに騎乗者の銃器DMGと状態異常DMGを上昇
  • パッシブ:自身がDMG軽減を持ち、騎乗者の銃器DMGと状態異常DMGを上昇

バッファロー

  • アクティブ:付近の食用作物を自動で探して食べ、満腹度を直接回復
  • パッシブ:作物を食べた時、一定確率でミルクを直接獲得

戦闘特化のクマ・イノシシ、機動のシカ、そして完全に生産寄りのバッファローと、性格がはっきり分かれている。テイマー以外の職業では動物の特殊能力を使用できず、対応する効果も受けられない。

職業特性の調整:獣笛は1種類に統合

「野獣の仲間」では、テイマーは動物に近づいても逃げられず攻撃もされなくなり、動物の心の声を聞いてステータスと特性を確認できる。獣笛で指令を下し、戦闘や採集といった行動をさせる形だ。ただし自分のレベルより10レベル以上高い動物には指令を下せない。

従来3種類あった獣笛は、1種類の「獣笛」に統合される。特定の動物に紐づかず指揮の役割のみを担い、テイマーはデフォルトで製作レシピを習得済み。従来のアメージング獣笛はそのまま「獣笛」に名称変更されて保持される。

「荒野マスター」では、動物用の装備品とサドルを製作・交換でき、それぞれ通常時と騎乗時の能力バフを提供する。さらにサドルを装着した動物を他の超越者に販売でき、これによって他職業でも騎乗が可能になる。テイマーが動物を連れている場合は重量面でも恩恵がある。

動物特性にも追加・調整が入る。「厚い毛皮」が効果調整(被弾時にDMG無効+3%/4%/5%、10秒持続・最大4スタック)されたほか、イノシシの「治癒の毛皮」(戦闘終了後のHP回復速度+80%/100%/120%)、クマの「アフターマス」(騎乗時インパクトウェーブの範囲+10%/20%/30%)、バッファローの「適応毛皮」(騎乗時に寒さ・酷暑耐性+10/20/30)と「多産体質」(騎乗時に乳の生産確率5%/7%へ上昇)、全4種共通の「スタミナ」(騎乗時スタミナ上限+15%/25%/40%)が新規追加される。

なお、騎乗状態の移動速度バフは通常状態のものとは別ステータスとして扱われる。従来の動物移動速度バフは騎乗状態には効かないので注意したい。

テイマーは初期装備として「初期の仲間」(シカ・イノシシ・クマから1匹選択)、「獣笛」、「基礎鞍具」を持ってスタートする。鞍具・動物飼育・動物繁殖・麻酔吹き矢のテクレシピは最初から習得済みだ。

動物飼育システムの最適化:管理項目が満腹度だけに

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ここも大きい。これまで従順度・満腹度・水分という複数ステータスを同時に管理する必要があり、「メンテナンスコストが高く、直感的ではない」と開発側も認めていた部分だ。

今回の調整で判断基準が満腹度に一本化される。

  • 動物は従順度と水分のステータスを持たなくなる
  • 成長、繁殖、副産物の生産、屠殺による産出のルールをすべて満腹度に統合
  • 従順度関連の「おとなしい」特性は効果を失い、幼獣の成長速度を上げる効果に置き換え
  • 特性オプションはLv.20、30、40、50到達時に順次解放(解放済みの特性には影響なし)
  • ミックス肉類/穀物/ハーブ粗飼料で増えるのは満腹度のみに

満腹度は3段階に分けられる。

  • 80〜100%:副産物を効率的に生産/屠殺で大量の物資/正常に成長/繁殖可能
  • 20〜80%:副産物を正常に生産/中量の物資/正常に成長/繁殖不可
  • 0〜20%:副産物の生産を一時停止/少量の物資/成長を一時停止/繁殖不可

繁殖したいなら80%以上をキープする必要がある、というシンプルな線引きになった。

オフライン育成と表示の改善

  • 動物リストに満腹状態、求愛状態、繁殖CD状態などのアイコンを追加
  • オフライン育成では飼い葉桶内のアイテムのみ消費され、地上に捨てたアイテムは消費されない
  • セル強化飼料はオフライン中に消費されない
  • ワールドマップの【情報検索 - 資源追跡】タブに動物の分布追跡を追加(作物・鉱石と同じルール)

野外で動物に騎乗しやすくするため、手動での餌やりも追加される。召喚後にインタラクトして餌を与えられ、満腹度不足の動物を召喚しようとすると自動で餌やり画面が開く。ただし領地内で飼育状態の動物は手動餌やりに非対応だ。

ガーデナーの戦闘能力強化:プラントボックスに耐久度導入

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もう一つの柱がガーデナーの戦闘強化だ。

携帯型プラントボックスは、異なるタイプの生体兵器作物を同時に搭載できるようになる。それぞれ独立して配置でき、CD時間も独立計算されるため、複数の生体兵器を同時展開して戦術を組めるようになる。

その代わり、プラントボックスは耐久度を持つアイテムに変更される。使用のたびに耐久度を消費し、尽きると内部の生体兵器ごと消費される。強化に伴う使用コストという位置づけだ。

接ぎ木ルールも変わり、接ぎ木する作物による性能差はなくなる。異なる作物を接ぎ木しても生体兵器の造型が変わるだけで、能力は同一。見た目を自由に組み合わせられるようになった。

生体兵器6種の調整後アビリティは以下の通り。

  • 風船型:設置後、付近のユニットを挑発し、一定時間後に爆発。範囲内の対象に最大HP基準のダメージ
  • レインシェル:一定範囲内の召喚者に状態異常DMGバフを提供し、周期的に追加強化
  • ファイアフライ:一定範囲内の召喚者に銃器DMGバフを提供し、周期的に追加強化
  • ウォッチャー:範囲内の敵を選択し、石化させる
  • テレポートゲート:設置後、ゲートを射撃すると自身をその場所へテレポート
  • エージェント:最も近い敵を継続攻撃。召喚者の超感覚強度に基づくダメージで、既存のエージェント数に応じてダメージ上昇

あわせて、異なる生体兵器を収納したプラントボックスはアイテムアイコンで区別されるようになり、全パーツ・施設の説明に接ぎ木後の能力効果が明記される。

基本情報

  • Steamストア:Once Human
  • 開発:Starry Studio/パブリッシャー:Starry Studio, NetEase Games
  • ジャンル:アクション、アドベンチャー、大規模マルチプレイヤー、RPG、シミュレーションほか
  • リリース:2024年7月10日
  • 価格:基本プレイ無料
  • アップデート配信日:2026年9月17日

総評:「管理ゲー」から「乗って戦うゲー」への舵切り

今回のアップデートで一貫しているのは、手間を減らして遊びを増やすという方向性だ。従順度と水分という2つの管理項目を丸ごと削り、満腹度だけを見ればいい形に整理した。そのうえで「動物は乗って戦うもの」という新しい価値を上に載せてきている。

面白いのは、鞍を付けた動物を他プレイヤーに販売できるという一点だ。テイマーが動物を育てて鞍を付け、他職業のプレイヤーがそれを買って乗る。職業間の経済が動物を媒介に成立する設計になっており、テイマーが「乗り物の生産者」というポジションを得たことになる。

騎乗できるのが4種類というのは控えめだが、生産特化のバッファローまで含めてくるあたり、単なる移動手段で終わらせるつもりはなさそうだ。配信は9月17日。テイマーで始めるなら、初期の仲間に何を選ぶかが最初の判断になる。

情報元:Steam ニュース(開発者ブルーポスト丨動物騎乗時代の幕開け、ガーデナーの戦闘強化と養殖システムの最適化)、Steamストア。画像はSteamストアページより。