2024年5月1日のパッチ、14.9にてライアットゲームズの独自のチート対策システムであるVanguardが「リーグ・オブ・レジェンド」にも実装された。
しかし、日本サーバーのみ不具合でプレイできない状態になっている。ランクのスプリット1が終わる直前にこのバグでLPが消失しているプレイヤーもいるようなので注意喚起のため、本記事を記載する。
Vanguardとは
前述の通り、ライアットゲームズの独自チート対策システムで、ヴァロラントには既に導入されている。LoLでもスクリプトやクリックボットが多くなっており、本システムの導入で解決されるかもと一部期待されている。
14.9のパッチノートには下記のように記載されている。
パッチ14.9は、ライアットゲームズの独自のチート対策システムであるVanguardが「リーグ・オブ・レジェンド」にも実装されます。今後は、スクリプト、ボット、そしてチートのない公平なプレイ環境を実現するために、Vanguardが懸命に働いて積極的なチート対策を行ってくれます。LoLのVanguard導入の背景については、詳しく説明したブログを公開していますので、こちらをご覧ください。長いブログですが、グラフを用いて丁寧に解説しています。
皆さんが引き続きLoLを楽しむために必要なことはいたってシンプルです。Vanguardをインストールするだけ。まだVanguardをインストールしていない場合は、RiotクライアントかLoLを起動する際にインストールが促され、その後システムの再起動でVanguardが有効になります。Vanguardが有効でないと、LoLのプレイや対戦待ちができなくなりますのでご注意ください。
万が一、問題が発生した場合は、Vanguardのトラブルシューティングを記載したサポート記事をご確認ください。
おそらく日本サーバーのみ
配信サイトでは日本サーバー以外では快適にプレイできていることが確認できる。
RiotJPのアナウンスはない状態
恐らく、日本サーバー特有の問題だろう。このような日本サーバー特有の問題は過去にもいくつかあったので、今回も同様だろう。
2024年5月1日の8時現在、全く解決しておらず、アナウンスもされていない。
年末にこのような文章をブランドマネージャーが投稿していた。
2016年の3月に日本サーバーのオープンベータが始まってからそろそろ8年だ。まだまだ運営として至らないのはもちろん、障害が発生したアナウンスがタイムリーにできないなんて問題が8年経っても発生する。これだけではない問題が複数あるのを日本プレイヤーは理解しているのに黙っているに過ぎない。
プロモーションやイベントに力をいれて、日本の『League of Legends』を盛り上げたいのはいいが、一貫性を大切にしてほしい。日本語訳をして投稿するくらいであれば、昨今の生成AIでもできるだろう。
直近では、ストリーマーへの大会のウォッチパーティー権利でも問題となっていた。
新規のプレイヤーを集めることより、日本サーバーの運営体制を見直すことのほうが先ではないだろうか。