今日、5月6日からMSIが開幕する。去年はそもそも開催されなかったし、一昨年のMSIとも仕組みが変わっててよくわからないという人向けに、新しいMSIの仕組みを解説しよう。
MSIが3つのステージに分かれているのは例年通りだが、今年はシードが存在しないため、プレイインやメインイベントの区別がない。
最初から全ての国の代表が集結し、戦う。
MSI 2021 出場チーム
ブラジル (CBLOL) – paiN Gaming
中国 (LPL) – Royal Never Give Up
独立国家共同体 (LCL) – Unicorns of Love
ヨーロッパ (LEC) – MAD Lions
日本 (LJL) – DetonatioN FocusMe
韓国 (LCK) – DWG KIA
中南米 (LLA) – Gillette Infinity
北アメリカ (LCS) – Cloud9
オセアニア (LCO) – Pentanet.GG
東南アジア (PCS) – PSG Talon
トルコ (TCL) – fastPay Wildcats
3つのステージ
3つのステージは、下記3つと称される。
- グループステージ(旧: プレイイン グループステージ)
- ランブルステージ (旧: メインイベント グループステージ)
- ノックアウトステージ (旧: プレイオフ)
続いて、各ステージを勝ち進む条件を確認しよう。
1.グループステージ
グループ内でBO1を各チームと2回ずつ行い、各グループの上位2チームが次のランブルステージに勝ち進むことができる。
グループAはベトナム地域のMSI不参加を受けて3チームしかいないが、上位2チームが勝ち進めるという点は他のグループと変わらない。
2.ランブルステージ
ランブルステージでは、グループステージから勝ち進んだ6チームが再びBO1を各チームと2回ずつ行う。
6チームが1つのグループとなったグループステージだと思ってもらえばよい。
この上位4チームが決勝トーナメントであるノックアウトステージへと駒を進めることができる。
3.ノックアウトステージ
ノックアウトステージでは、最後まで勝ち残った4チームが、ランブルステージでの成績を受けてBO5を行う。
ランブルステージでの1位は、3位チームと4位チームどちらと当たるかを選択する権利があるため、場合によっては1位vs4位、2位vs3位となることもある。
敗者トーナメントはないので、この4チームの中から勝ち進んだ2チームが再びBO5を行い、その勝者がMSI王者となる。
決勝は5月23日の21時開始と、日本人にも比較的見やすい開始時間となっているので、是非とも観戦し、2年ぶりのMSI王者誕生の瞬間を見届けよう!