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【ディビジョン2】新シーズン「Red Horizon」の内容まとめ。クリーナーズが首都に進出、燃やして貯める"プレッシャーゲージ"と正規化なしのダークゾーン「Blackout」

【ディビジョン2】新シーズン「Red Horizon」の内容まとめ。クリーナーズが首都に進出、燃やして貯める"プレッシャーゲージ"と正規化なしのダークゾーン「Blackout」

『Tom Clancy's The Division 2』の新シーズン「Red Horizon」が8月27日に開始し、Ubisoftから内容をまとめた公式記事が公開された。Gamescomではクロスプレイや次期DLC「Echoes of Central Park」、シーズン4の予告といった大きな話題もあったが、今回はその中の"目の前のシーズン"であるRed Horizonに絞った内容だ。

テーマは火。ニューヨークでおなじみだった火炎放射器集団クリーナーズがワシントンD.C.に進出し、95 Companyのエリート部隊も加わって、今シーズンのリタリエーションの主敵になる。モディファイアも新装備もダークゾーンも、すべてが"燃やす"方向に寄せられているのが特徴だ。長い公式記事なので、要点だけ整理していく。

シーズンモディファイア:戦うほど溜まる「プレッシャーゲージ」

今シーズンのグローバルモディファイアは「Under Pressure」。キル、ヘッドショット、マルチキル、スキルキル、状態異常キル、炎上キル、そしてグループ全員のキルが「プレッシャーゲージ」に蓄積され、溜まるほど強いボーナスが得られる仕組みだ。

ゲージのデフォルトのボーナスは状態異常強化だが、パッシブモディファイア(New Formula: Beta / Gamma)を使えばシグネチャー武器ダメージやハザード保護に差し替えられる。状態異常ビルド以外でも腐らないよう配慮されている。

アクティブモディファイアは3種類で、今シーズンは共通クールダウンがない。ゲージが溜まれば好きなタイミングで発動でき、効果終了時にゲージがリセットされる。

  • Fiery Aura:アーマー再生とダメージ耐性が上がり、近づいた敵を発火させる。高レベルではユニーク敵を燃やすとボーナスアーマーも回復
  • Vicarious Combustion:燃えている敵にヘッドショットを当てると周囲にも延焼。最大レベルではヘッドショット自体が炎上を付与
  • Signed, Shield, Delivered:シグネチャー武器とシールドを強化。シグネチャー武器またはシールド使用中のキルで、予備弾薬を消費せずにマガジンが補充される

パッシブモディファイアは20種。敵側の「ホスタイルモディファイア」もゲージに絡んでくるのが今シーズンの新しいところで、近くにいると弾とプレッシャーを吸い取る「Draining Presence」、弱点破壊で敵が回復する「Achilles' Heal」など3種類が用意されている。これらを無効化する手段は対象を燃やすことの一択。要するに「火を使え」というシーズンだ。

新装備:エキゾチックショットガン「Fafnir」と胸装備「Iron Will」

エキゾチックショットガン Fafnir

新エキゾチック武器はショットガン「Fafnir」。タレント「Dragon's Breath」により、各射撃が40%の確率で炎上を付与し、武器ダメージが状態異常ボーナスの50%分増幅される。状態異常ビルドの締めとして分かりやすく強そうな一本だが、炎上の付与は通常の状態異常の減衰ルールを受けるため、体感の発火率は40%より低くなる点は公式も注記している。

新エキゾチック防具はチェスト「Iron Will」。タレント「Resolved」で「次のボディショットがヘッドショット扱いになる」効果を持ち、クールダウンはPvEで2秒、PvPで3秒。MMR・ライフル・ピストル装備時のみ有効だ。

このIron Willは、既存タレント「Determined」の仕様変更とセットで理解する必要がある。今シーズンからDeterminedはPerfect Determinedと同じ挙動になり、変換ヘッドショットによるキルで次のヘッドショットが確定する"チェーン"ができなくなる。ボディショットをヘッドショット扱いにする機能はIron Willへ移された形で、代わりにMMR関連のギアセットやブランドボーナスが強化される。Determined一強だったMMR環境をほぐしたい、という意図だろう。

新ギアセット「Ember Engine」とネームド装備

新ネームド装備

新ギアセットは「Ember Engine」。2セットでスキル効率8%、3セットで状態異常30%、4セットで固有タレント「Spontaneous Combustion」が解放される。効果は「付与した状態異常すべてが40%の確率で炎上も付与。元が炎上なら炎上ダメージ+25%」というもので、チェストのタレントで確率が60%に、バックパックのタレントで炎上デバフの持続が50%延長される。Under Pressureのゲージを稼ぐには最適なセットだ。

ネームド装備は4点。Imminence Armamentsのチェスト「Trick Shot」(キルでサイドアームに特殊弾を1発補充)、Richter & Kaiserのチェスト「Rushdown」(スキルでマークした敵に武器ダメージを与えるとクールダウンが12秒短縮)、Airaldiのバックパック「Melon Baller」(ヘッドショットで武器ダメージ上昇)、5.11 Tacticalのバックパック「Keeper」(シールド関連)。ネームド武器は「Teapot」「Steamer」の2挺で、いずれも新タレント「Boiling Point」(マガジン前半はクリティカル率-100%、後半は100%)のパーフェクト版を持つ。

ギアセットの調整は今回レッドコア中心で、Ortiz: ExuroとTrue Patriotも対象。ブランドセットからはショック耐性・体力・被リペア・持ち替え速度のボーナスが削除され、「エリートからの保護」が新たに追加された。また今後は新ブランドセットを追加せず、既存ブランドにパーフェクトタレント付きのネームド装備を増やしていく方針だという。

ダークゾーン:正規化なしの「Blackout」が登場、「Toxic DZ」は常設に

Blackout ダークゾーン

ダークゾーンは今シーズンから週替わりのローテーションになり、DZ西・東・南のうち常にPvEが1つ、PvPが2つ稼働する。ToxicとBalancedは毎週稼働し、BlackoutとClassicが隔週で入れ替わる形だ。

Blackoutは「完全に上限なしのDZが欲しい」という要望に応えたもので、ステータス正規化を完全に撤廃。SHDウォッチやエキスパティーズの強化も含めて、ビルドの全力をそのまま持ち込める。常時侵略状態でブラックタスクが主敵、ベテラン・エリート・ネームドも強化されている。ローグプロトコルとグローバルPvPバランスは引き続き有効。ドロップはヒロイック品質で、20%の確率でDZ限定プールからの追加汚染アイテム(レイドセットや旧DZ限定武器、エキゾチックなど)が手に入る。

前シーズンのイベントDZだったToxic DZは恒久的なPvE用DZとして残る。サンプル缶とサージは撤去され、ブラックタスクを含む他勢力が出現するようになった。装備を回収すると毒性レベルがリセットされる調整も入っている。正規化は残るがPvP用のオーバーライドは適用されないので、対NPCではPvEの数値で戦える。

グローバルPvPバランスの調整も続いており、今回はスキルの基礎値とスキルティアごとのスケーリングが見直された。方向性は「瞬殺ではなく反応して撃ち合える時間を作る」「使われないタレント・武器・セットを減らす」で変わっていない。

QoL:PvPステータスがインベントリで見える、射撃場でPvP設定を試せる

  • インベントリにPvE値と並んでPvP時の武器ダメージが表示されるようになり、PvP環境に入ると自動でPvP値に切り替わる
  • 射撃場でPvP設定を有効にすれば、正規化後のステータスとPvPバランスのオーバーライドを事前に試せる
  • True PatriotとOngoing Directiveの素材・設計図が汎用ドロップに追加。Ortiz: ReficereやEdelweissなどの設計図も汎用プールへ
  • Caduceus、Nurse's Kneepads、Whiplash、Underbossなどの設計図はInayaで入手可能に(該当アイテムの所持が条件)

バグ修正も多数入っているが、Tinkererマスクの「Abridged」が武器種をまたいで機能していた問題や、火の効果が演出より長く残る問題など、細かい挙動の修正が中心だ。

イベント:リタリエーション1周年、機密任務は2本

機密任務

リタリエーションは実装から1年。9月8日〜22日に特別なプロジェクトチェーンが開催され、各勢力へのリタリエーションを回ることになる。完走報酬はストアの対象アウトフィットを1つ選べる「アウトフィットトークン」。さらに9月8日〜15日はRetaliation Surgeとして、勢力素材の獲得量が全ソースで2倍になる。

機密任務(Classified Assignment)は2本。「The District Mall Inferno」が8月27日から、「The Georgetown Dead Zone」が10月15日から。前者はクリーナーズに襲われたエージェントの救出とSHD異常の追跡、後者はSHDネットワークの圏外になったジョージタウンで消息を絶ったJTF技術班の捜索がテーマだ。レベル30から、マップの任務タブで購入・開始できる。

シーズンパスとバンドル

シーズンパス

シーズンパスは1,000プレミアムクレジット(9.99ドル相当)で、レベル1から購入可能(報酬の一部はレベル40で使用可)。プレミアムトラックにはFafnirの追加コピー、エキゾチック武器スキン、アウトフィット2種、エキゾチックキャッシュ3個、プレミアムクレジット400などが含まれる。

無料トラックだけでもIron WillとFafnirの両エキゾチック、ネームド武器2挺、ネームド装備4点、エキゾチックキャッシュ2個などが手に入るので、課金しなくてもシーズンの目玉装備は揃う。

  • Red Horizon Bundle(29.99ドル相当):プレミアムシーズンパス、機密任務2本、パスXP+15%、クリーナーズ風アウトフィット、ティアスキップ20
  • Red Horizon Supply Drop(49.99ドル相当):上記+プレミアムクレジット5,000
  • 既にシーズンパスやバンドルを持っている場合は差額分のクレジットが返還される
  • 別途、2,000+600クレジットと「Classic Mask」が付く19.99ドルのワンタイムオファーも

総評:状態異常ビルドの復権シーズン

Under Pressure、Ember Engine、Fafnir、Vicarious Combustion。今シーズンの新要素はほぼすべて「燃やす」ことで噛み合うように設計されていて、状態異常ビルドを組んでいた人には追い風だ。逆にMMR使いはDeterminedの変更が痛いが、Iron Willを軸に組み直せばチェーン自体は再現できるので、まずはIron Willの入手を最優先にしたい。

PvP勢にとってはBlackoutの登場が最大のトピックだろう。正規化なしのDZは長らく要望されていたもので、SHDレベルとエキスパティーズがそのまま効くとなれば、やり込み勢の遊び場としてかなり賑わいそうだ。10月15日の2本目の機密任務、そして年内に控えるクロスプレイと次期DLCまで、久々にディビジョン2の話題が続く秋になる。

  • Steamストア:Tom Clancy's The Division 2
  • シーズン開始:2026年8月27日
  • 機密任務:The District Mall Inferno(8月27日)/The Georgetown Dead Zone(10月15日)
  • リタリエーション1周年イベント:9月8日〜22日(Surgeは9月8日〜15日)

情報元:Steam ニュース(The Division 2: Red Horizon)。画像は同ニュースより。