Apex Legendsをお楽しみのゲーマーの皆さんの中にはフレームレートが低くて困っている人は居ないだろうか?ゲーム内設定をすべて低にしてもなお重いという人も居るだろう。少なくとも私がそうだ。
しかし、ゲーム内設定だけではなく、起動オプションやグラフィックボードの設定を変えることで更にゲームを軽くすることができる。今回の記事では私が参考にした海外の動画などからApex軽量化の要点をかいつまんで紹介していく。
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起動オプションとvideoconfig.txtの設定
1つ目の参考動画はこちらだ。この動画では起動オプションを設定し、videoconfig.txtを編集してグラフィック設定を下げている。
動画の手順通りに行えばそれが分かりやすいが、以下に要点を書き出すと
- Originからゲームライブラリを開き、Apex Legendsを右クリックしてゲームのプロパティを開く。
- 詳細な起動オプションタブを開いて、コマンドライン引数に「-high -dxlevel 95 +exec autoexec.cfg」を追加する。
-highはCPUの処理優先度の設定、-dxlevel 95はDirectXのバージョンの設定だ。+exec autoexec.cfgはCSGOなどでお馴染みの追加設定ファイルを読み込むオプションだが、この動画ではそれについて解説が無いようなので、意味がないと思われる。ただ、autoexec.cfgで独自の設定をしたい人は追加すると良いだろう。
videoconfig.txtの編集については
- ユーザーフォルダ以下の「\Respawn\Apex\local」にある「videoconfig.txt」を開く。
- 「setting.csm_enabled」を「0」に。
- 「setting.r_lod_switch_scale」を「0」に。
以上である。動画で解説されている通りだが、setting.csm_enabledは影に関する設定で、setting.r_lod_switch_scaleはポリゴン数についての設定だ。なお下げすぎた弊害として壁などがたまにおかしく見えるようなので、この設定は自己責任で行ってほしい。また、設定が初期化されてしまうことがあるようなので、videoconfig.txtを読み取り専用にするのも忘れずに。
NVIDIA Inspectorからテクスチャをオフにする
2つ目の参考動画はこちらだ。この動画ではNVIDIA Inspectorを使用して特定のプログラム(今回はApexに対してだけ)に対して個別にグラフィック設定を行っている。
こちらも動画の手順通りに行えばそれが分かりやすいが、最新版のNVIDIA Inspectorに基づいて手順を以下に書き出すと
- https://www.guru3d.com/files-details/nvidia-inspector-download.htmlからNVIDIA Inspectorをダウンロード。
- 「解凍してnvidiaProfileInspector」を起動する。
- Apex Legends用のProfileが無いので適当なProfileを選択し、Add application to current profileボタンを押して恐らく「C:\Program Files (x86)\Origin Games\Apex」にある「r5apex.exe」を選択する。
- 「Antiailiasing – Transparency Supersampling」を「0x00000008 AA_MODE_REPLAY_MODE_ALL」に。
- 「Texture filtering – LOD Bias (DX)」を「0x00000078」に。
あとは右上のApply changesを忘れずに押して設定完了だ。これで動画の通りキャラクターのテクスチャがなくなり粘土のような見た目になる。
筆者はこの2つの動画の通りに設定し、かなりフレームレートが上昇した。低スペックでプレイしている人、もっとフレームレートを高めたい人は参考にしたい。
結論良いPCを買うのが一番
設定方法は前述したとおりだが、設定を適用するとクレイアニメーションのような画質になってしまう。動画のような画像でプレイすることに抵抗があるなら、良いPCを買うべきだろう。ゲーミングPCは、昔ほど高額ではないため、購入を検討してみてはいかがだろうか。
PCにあった設定を行い、快適なAPEXライフを過ごそう。
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